iPhoneのバッテリー交換は初期化される?交換方法や対策を知ろう!公開時間:2023-07-05 14:48 iPhoneのバッテリーの持ちが悪くなったと感じて、バッテリーの交換を検討している人も多いのではないでしょうか。知らない人もいるかもしれませんが、実はiPhoneバッテリーの交換を行うと初期化されてしまうこともあるのです。 1.バッテリー劣化でパフォーマンスも落ちるiPhoneのバッテリーの交換方法を紹介する前に、バッテリーが劣化することでiPhoneにどのような影響があるのかを知っておくことが大切です。バッテリーには寿命があり、いくら丁寧に使用していても化学的経年劣化によっていずれ容量やパフォーマンスが低下してしまいます。 また、急激な電圧低下から電子部品を保護するために、突然シャットダウンが起きることもあります。容量の多いアプリなどを起動したときに、突然電源が落ちたという経験をした人も多いのではないでしょうか。これらの問題のように、iPhoneのパフォーマンス低下が目立つようになったらバッテリーの劣化が原因と疑っても良いでしょう。 バッテリーの劣化具合を確認するときは「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」の順にタップしてください。もしバッテリーが劣化していれば、Apple の正規サービスプロバイダでのバッテリー交換を促す旨の内容が記載されています。すぐに確認することができるので、試しにバッテリーの劣化具合をチェックしてみましょう。 2.バッテリー交換前に準備をしようiPhoneのバッテリーを交換してもらう前に、やっておいたほうが良いことがあります。たとえば、初期化の可能性を確認したりバックアップやiCloudの設定をしたりと準備が必要です。iPhoneが手元に戻ってきてから困らないように、バッテリーの交換依頼をする人は、必ずこれから紹介する準備をしておきましょう。 ![]() 2-1.初期化の可能性iPhoneをバッテリー交換に出した場合、基本的には初期化されてしまうことはありません。しかし、iPhoneの状態や修理業者によっては、初期化されてしまうことがある点は頭に入れておいたほうが良いでしょう。たとえば、バッテリーの交換中に、交換作業に支障をきたす別の故障部位が見つかると初期化されてしまう可能性があります。 そのため、バッテリー交換を依頼するときに、店員にバックアップの有無を確認されたり「データ消失については一切責任が負えません」と記載された作業同意書にサインをしたりしなければなりません。ほかにも、バッテリー交換の依頼方法によっても初期化しなければならない場合があります。 2-2.バックアップiPhoneのバッテリーを交換する前に、必ずバックアップは取っておいたほうが良いでしょう。主な理由は、先ほど紹介したように、バッテリー交換時にデータが消えたり初期化されたりすることがあるからです。もし、バックアップを取っていなければ、万が一データが消えてしまった場合、バッテリーの交換に出す前の状態に復旧させることができません。 iPhoneのデータをバックアップする方法は2パターンで、iTunesかiCloudのどちらかに保存します。iTunesにバックアップを取るときは、パソコンにiPhone端末を接続しなければなりません。 iCloudにバックアップを取るときは、iPhoneの設定から「ユーザー名」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」と順にタップしてデータを保存してください。 2-3.「iPhoneを探す」を無効化バッテリーの交換前に、あらかじめiCloudの設定で「iPhoneを探す」を無効化にしておきましょう。「iPhoneを探す」が無効になっていない状態で初期化をすると、アクティベーションロックがかかりApple IDとパスワードを入力しなければなりません。作業者はApple IDとパスワードを知らないので、作業を中断しなければならなくなるのです。ちなみに、アクティベーションロックとは、iPhoneの盗難予防機能で、完全に初期化するためにApple IDとパスワードの入力を求める機能です。 実はアクティベーションロックがあることで、海外ではiPhoneの盗難件数が減ったといわれています。この機能があることで、完全に初期化できずに商品価値が落ちるからでしょう。防犯において重要な機能ですが、バッテリー交換時は必ず「iPhoneを探す」を無効化して、バッテリー交換がスムーズに進むようにしておきましょう。「iPhoneを探す」を無効化するには、設定から「AppleID」→「iCloud」→「iPhoneを探す」の順に進んでください。「iPhoneを探す」の無効化ページにたどり着いたら、AppleIDとパスワードを入力して「iPhoneを探す」を無効化しましょう。 3.バッテリー交換前の費用と時間の目安
配送か持ち込みで迷っている人は、それぞれのメリットとデメリットを考えながら検討してみてください。配送依頼のメリットは家から出ずにお願いできる点で、デメリットはiPhoneの設定を変更したり初期化をしたりする必要があり、端末が手元に届くまでに時間がかかってしまう点です。 4.バッテリーを長持ちさせる方法せっかくバッテリーを新しく交換したのであれば、少しでも長く使えたほうが良いですよね。そこで、ここからはバッテリーの劣化を遅らせて、長持ちさせる方法を紹介します。バッテリーを長持ちさせるポイントは、画面の明るさと位置情報設定、そしてバッテリーのキャリブレーションの3点です。これら3つのポイントを押さえて、少しでも長持ちさせましょう。 4-1.画面の明るさをダウンバッテリーを長持ちさせるポイントのひとつは、画面の明るさをダウンさせることです。画面が明るいほどそれだけ放電する量も多く、そのぶんだけバッテリーの消耗が早まってしまいます。画面を暗く設定しておけば、消費バッテリーを節約することができ、電池も長持ちしやすくなるでしょう。 画面の明るさを調整するには、まずトップ画面下部から上にスワイプ、もしくは画面上部から下にスワイプすることでコントロールセンターを表示させます。太陽マークが特徴の縦長のバーがあるので、上下にスワイプして画面の明るさを変更しましょう。 4-2.Wi-FiとBluetoothと位置情報をオフにするWi-FiとBluetoothの位置情報機能をオフにすることで、バッテリーの劣化を遅らせることができます。Wi-FiとBluetoothを常にオンにしている人は多いかもしれませんが、実はこれらの機能がオンになっていると、常に電波を受信していることになるので、バッテリーが消耗してしまうのです。 また、GPSやBluetoothは必要なときだけ使うようにして、基本的にはオフの状態にしておきましょう。もし、オンオフの切り替えが面倒な人は、アプリごとに設定しておくと良いです。 4-3.バッテリーのキャリブレーションを行うバッテリーのキャリブレーションを行うことも、バッテリーの持ちを良くするためには重要です。キャリブレーションとは、日本語に直訳すると較正のことで、測定器の読みのずれを把握して修正し、本来の正しい値に戻すことを言います。 バッテリーのキャリブレーションを行う方法は、まず普段通りに使ってバッテリーを完全に使い切ってください。電池が0%になり自動でシャットダウンされるまで、完全に使いきることがポイントです。 このサイクルを2回行ってバッテリーのキャリブレーションは終了です。目安としては、1カ月に1回程度行うのが理想で、過放電しすぎるのもバッテリーの劣化につながります。 持ちが悪いバッテリーは交換しようiPhoneのバッテリーの持ちが悪くなったと感じたときは、劣化している可能性が高いです。iPhoneのパフォーマンスに影響するので、早めにバッテリーを交換したほうが良いでしょう。バッテリーの交換をAppleの正規店に依頼すると、1週間近くかかってしまうことがあります。そのため、すぐに持ち込んでバッテリーを交換してくれる修理やさんが便利でおすすめですよ。
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